輝き始めたショッピングモール

魔法のバスに乗って

魔法のバスに乗って

下北沢に行く時は小田急線から曽我部恵一BANDの魔法のバスに乗ってを聴く、ゴキゲンにちょっと浮かれなきゃ気負いしてしまう街だとずっと思ってて、いつもほんのちょっと無理してテンションをあげる。
下北沢大興行に行ってきた。8時半頃に起きて仕事の疲れも取れてないし眠すぎてもう午後から行こうかなとか思ったけどなんとか家を出て自転車飛ばして駅のホームでサンドイッチ食べて(品がないけど駅のホームで冷たいサンドイッチ食べるのがとても好き)1時間半くらい電車にゆられて南口出て銀行前に人がたくさん、見知った友達が何人か、話してるうちにまた何人か増えてっていういつものようなことがあんまりない午前にある新鮮さでちょっと浮かれながらリバティに並んだ。
ライブの細かい感想はいつもうまく書けないので書かないけど(1日目は磁石寄席スパローズ寄席かもめんたる寄席アルコ&ピース寄席、2日目はハマカーン寄席と本屋でとにかく大喜利をするライブを観ました)皆様と同じく色々思うとこあったけど好きな人達の名前がついたライブ名が嬉しかったし、やっぱり好きな人達はめちゃくちゃおもしろく、知らなかったけどめちゃくちゃおもしろかった人達もいっぱいいてトータル昼間からこんなにライブ観れてすごく楽しかった(アルコ&ピース寄席がとくに好きでした)スパローズ森田さんがいない寂しさはめちゃあったけど!!!!!
ライブの楽しさもあるし、遠方から来られた友達とかお笑い好きになった頃知り合った友達とか普段の面々とか、昼間の街を歩くだけでちらほら遭遇したりしてそれがすごく楽しかった、隙間の時間持て余してカラオケしたりダラダラ時間潰す感じとかも学生時代っぽかったし、友達と店にいたら別の友達が偶然やってくる感じとか、晩御飯が楽しくて時計見るの忘れて終電ダッシュする感じとか。
大森靖子さんが絶対少女というアルバムの少女3号という曲の解説のなかで「結論、好きな街っていうのは好きな人がいるだけの街だ。故郷の愛媛の人は優しいんだけど、ヌルくて、私にはすごく苦しくて。東京っていうひかりに蛾のようにむらがる人達がすき」と書いていて。前は私埼玉県民だから東京が好きでいつも浮かれるのかしら、とか思ってたけどそういうことなんだろな。新宿の汚さとか変な人がいっぱいいる感じとか大嫌い、なんで大嫌いかっていうと馴染めないからって主観でしかないんだけど、でも新宿にはV-1もバティオスもプラスワンもあるから新宿のこと超好きです。高円寺も嫌いだけど座・高円寺があるから超好きだし、新大久保は本当に本当に嫌いだけどネイキッドがあるから大好きだし、下北も本当は大嫌いだけどみんなに会えるから超大好き。超大好きな街で好きな人達と好きな人達による好きなライブが一日中観れたらお祭りじゃんねー、K-PROのぶっ通し興行とかもそういう楽しさが強かった。ああ楽しかったな。街に馴染めたためしなんか一度もないしまあ人に馴染めてるかどうかもそれもよくわかりませんけど君がいればそこは東京だし悪い街でもいいのだ。